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2011/12/27

さよなら「カピテン」

このネタをしないと年が越せない!と思ってました。
長いよ!

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寒そうな感じに描きましたが、もしかしたら本人は今頃ドバイかどこかで、あったかリゾートしてる可能性もありますよね…。

さて

今更はなはだしいですが、7月25日アウディ・カップのためにミュンヘンに来たファンボメルが、試合前日にマリオ・バスラーと共に「Audi Star Talk」に出演した時のトーク内容をまとめたものを更にまとめたものです(ややこし)。
ネタ元はこちらこちらです。例によって例のごとく「多分こんな感じなんだろう」という大幅意訳作文ですので脳内割引のほどヨロシクなのです。

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バイエルン退団について
「あの監督(ルイ・ファンハール)の下でもう100%心地良いとは感じていなかった。俺は気付いた。自分のやりたいようにプレーできない、と。次の一歩を今踏み出さなければ、と言わざるを得ない状態に達していた。それはそれまでの4年間でまったく感じたことのないものだった」
「俺はキャプテンであることに誇りを持っていた。そして、ヨーロッパのビッグクラブのキャプテンが冬に退団するのを見たことがなかった。だからとてもつらいことだった」

バイエルンとの関係について
「クラブ(バイエルン)との間に行き違いはない。連絡もよく取り合っている。ここに戻って来て、みんなに再会できるのがとても嬉しいんだ。(明日の)試合は少しばかり威信をかけたものになるだろうけどね」

ファンハールについて
「俺たちがちょうど同時に同じポルトガルのリゾートにいるって聞いたけど、彼のことは見かけなかった。俺は隠れたりしてない、子供が3人もいっしょだったんだからとても難しいよ。再び彼とやって行けるかどうか?問題ないと思う」

新しいクラブについて
「ACミランから呼ばれた時、移籍先として迷うことはなかった。彼らは世界で最もタイトルを勝ち取ったクラブだ。俺は、自分がバイエルンのキャプテンとして新しい選手を迎えてきたように、彼らに迎えられた。だからすぐに自分のレベルに気付いて、イタリアのタイトルを獲り、もう1年契約を結んだ-それから、俺は自分の年齢を考えなくてはならない」

シュヴァインシュタイガーについて
「俺は1992年からサッカーをプレーしているが、彼ほどピッチで固く結びついてる選手はそうそういなかったよ。素晴らしかった。俺たちは(お互いを)ちらっと見るだけだった。時には全く見ないことさえあった。だけど俺は動きだけで彼が今何をしようとしてるかわかることができた。俺たちはファンタスティックに、そしてとても自然に息が合っていたんだ」
「俺がいなくなって、皆の視線がバスティに注がれたのはいくらか理解できる。それは彼にとってかんたんなことじゃなかった。だが(シュバひとりの問題でなく)チーム全体で、やるべきことが機能していなかったんだ」
「そして彼は再び普通にプレーするようになったけど、そうすると皆はもう彼には見るところがない、と言う。だけどバスティアンは、すべてをつかむだけの多くのクオリティを持っているんだ」

バイエルンのキャプテンシーについて
「俺はバスティアンがとてもいいキャプテンだと思う。今フィリップがやっていることが悪いわけじゃない。だけど俺にとってはバスティがチームのキャプテンだ。彼は俺が見ていた4年間で信じられないほど成長した。彼はとんでもなく腕を上げた、それはものすごいことだった。
彼はまたピッチの外でもとても成長している。最初のうちはいつも髪をいじってて、それは彼にとってとても重要なことだったんだ…。だけど最後の方は、スポーツに集中していた。それはみんなが彼のプレーを見たとおり、素晴らしいものだった。
俺にとっては、どうか誤解しないで欲しいんだけど、バスティがキャプテンだ」

バイエルンのタイトルの可能性について
「バイエルンはいつでもタイトル候補だ。シーズン前にどれだけ金を使うかは関係ない」

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シュヴァインシュタイガー大絶賛であります☆(^∀^)うれしいねぇ。
ファンボメルとシュバのボランチコンビは、ワタシの中では最高でした。
もう見れないのか、と思うと改めてションボリしますが、いつかは来るべき時でありました。
今、シュヴァインシュタイガーが「ファン・ボンメル」の名前から解放され、彼を越える程のパフォーマンスで大躍進を遂げ高評価を受けていることを、ファンボメルはきっと嬉しく思っているはずです。
まっ、ワタシからすれば、ピッチ上での存在感やキャプテンシーはまだまだ及ばないと思ってますけどね!(^ー^)

このトークが行われたのはシーズン前で、まだ、バイエルンが今こんなに強くなるとは、特に、シュヴァインシュタイガーがチームに不可欠な存在として絶賛されることなるとは思われていませんでした。なので「ようやく不調から立ち直った」的なニュアンスの発言になっているものと思われます。

まあそれにしても「ポルトガルでバカンス」発言には少々驚きましたよアタシゃ。
ファンボメルは6月アタマに右膝の手術をする、その後2週間は杖を使用、と聞いていたので、てっきり夏休みはリハビリにあてるものだとばかり思い込んでましたので…。
経過が順調だったのでしょうか、ちゃっかりがっつり家族とヴァカンスしてたのね!ヒトの心配をよそに~~
いやいや、大事なく元気なのが一番ですけどね、もちろん(^∀^;) 今ファンボメルが大きな故障もなくプレーできているのを心より喜んでおりますよ。

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・・・・・・。
今となってはワタシももうだいぶ気持ちの整理がつきまして、ファンボメルのあの退団劇は、クラブとの契約交渉のこじれと決裂(おそらくその中心にいたのはあのダルマメタボ代理人)、このままでは今後思うようにプレーできないだろうというサッカー的側面、が絡み合った、まあ、よくある話だと捉えられるようになりました。
(「ロッベン問題」や本人の怪我による一連のゴタゴタが、クラブとの関係に影響を及ぼしたかどうかまでははっきりわかりませんが…。)
ただ、ファンボメルがバイエルンのキャプテンであったこと、噂が出てからことが実現するまでがあっという間だったこと、(代理人が仕掛けた面も多々あるとは思いますが)情報戦のすさまじさが本人曰く「ソープオペラ」的側面を持ったことで、いくらか特殊で、劇的な出来事になったかも知れません。

しかし、シチュエーションはシンプルで「よくある話」だとしても、感情は複雑なものです。
退団の日、仲間の前で号泣したというファンボメル。
キャプテンとしての責任、だけでなく、いち選手としても、バイエルンへの忠誠心は嘘偽りのないものだったと、「退団を決意するのはとてもつらいことだった」という言葉は本心だと、固く信じています。

と、
終わった話をぐずぐずと蒸し返しております。
ファンボメルの中ではとっくに、バイエルン時代は彼のサッカーキャリアの中の素晴らしい思い出としてその章を閉じているというのに、ワタシの中ではまだ半開きの状態のままでした。それというのもアウディカップでのお別れが中途半端だったせいでゲホゴホ。
ですが、(ボメラー的に)ファンボメルの退団で始まったこの2011年を終えるにあたって、この記事をもっていよいよワタシも心のケジメをつけることにします。

もちろん、この件に関して今後も何か情報が出たら、随時追従していくつもりです。
ですが、バイエルンと、そのバイエルンのキャプテンだったファンボメルをリンクさせて感傷的になったり、皆さんにアピールするのは、これで最後にします。

バイエルンサポの皆さんに愛してくれとはもう言いません。
だけど、誇り高きキャプテンだったファンボメルの存在を、どうか、なかったことにしないで、忘れないでいて欲しいと思います。
そして、宇佐美つながり等で今シーズンから新たにバイエルンのファンになった方は、あの有名なオリバー・カーンと、現キャプテンのラームとの間に、マルク・ファンボメルというキャプテンがいたらしい、創立100年を超えるバイエルンのクラブ史上で初めての外国人キャプテンだったらしい、ということを、せめて名前だけでも知っててくれたら嬉しいのです。

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それはそれとして、このトークショーではもっといろんな話をしているらしいのですが…。
テキスト記事が出ないので詳しい内容が把握できず残念です。

「子供の頃はミランとバイエルンとバルサのファンだった」という証拠の写真とか

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かかかかかーーーーいーーーーーーーーーー!!!!!!!heart01heart04

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あうあうheart01heart04

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ヒーーーィーーー!!!heart01heart04ごろごろ(ローリングモエモエ)

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映画「ブレイブハート」のメル・ギブソンに顔だけコラージュされたポスターをプレゼントされたらしい、とか。モジャ毛じゃないと誰だかわからんし。びみょ~・・・

動画リンクはこちら(ようつべ)

Basler und van Bommel - TEIL1

Basler und van Bommel - TEIL2 

Basler und van Bommel - TEIL3 

Basler und van Bommel - TEIL4

「この表情ステキー!heart」とか、いちいちキャプチャしながら見たりするので時間がかかってしまうので、未だに全部見れていません・・・(汗)

あれ(゚∀゚;)
長くなっちゃったので、1月にミランを退団するとかしないとかいう話をしそこねてしまいました(汗)。
んーとんーと、PSVと合意寸前だったけどチームからの説得により思い留まったらしいという記事が出たりもしましたが、とにかく、本人は「自分から移籍を希望したことはない。確かに05年にPSVを退団する際に、必ず戻って来る、という約束はしたけれど、その時が来てるかどうかはまだわからない」とかなんとか申したようです。←雑!
ドバイ合宿はあさってから始まりますが、まあ、おそらく参加するでしょう。
息子ちゃんの学校問題がどの程度のものなのか図り知ることは出来ませんが、やはり今シーズンはミランでタイトルを目指して欲しいのです。
ただ、本人や家族が悩みごとを抱えたりしてないといいのだけど…と、とにかくそれが心配です。

2011年はファンボメルにとって激動の年だったかも知れません。おかげでアタシゃアタマがゴチャゴチャになってしまい、乗り切るだけで精一杯でしたよ(苦笑)。
2012年は栄光に彩られた輝かしい年でありますように。
と、毎年言ってます。だけど本当に、今度こそ。

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コメント

お寒うございます~。

ふむふむ。ボメやんが冬のメルカートで移籍するのは
デマだったのですね。
やっぱミランで盾獲って欲しいですよね。あわよくば大耳も。
よかった。ホンマよかった。

ドバイかあ~、あったかそうでええなあ~。
成金チックなホテルに泊まり、ピカピカの芝で練習試合するのですね。
海辺でダッシュして青春ごっこを楽しむのですね。
ドキッ!男だらけの水着大会もアリですね!

本年は楽しいブログ有難うございました。
来年もよろしくお願いいたします~。
どうぞよいお年をお迎えください。

投稿: ボバン | 2011/12/28 15:03

> ボバンさん
いやー寒いですね~。このみそかつ市で年内のうちに雪が降ったのは珍しいです。
デマなのかどうか、それとも火のないところになんとやら、なのか、ワタシにはようけわかりません。が、試合でのパフォーマンスを思い返してみて、ボメには何か悩んでた時期があって、だけど最後の2~3試合はふっきれたんではないのかしら、とか思ったりもします。
ただ、少なくとも「オランダに今すぐ戻りたいんだぜ」と自分からは言ってないのは間違いなさそうですね(^ー^)ホント良かったですー♪ズラと共に「優勝請負人」なので(笑)、共に栄光目指しましょー!

なっ、なんですとー!?海辺で青春ごっこ?!
男だらけの水着大会?!?
ドキッ!を通り越して鼻血ブーですよ!(御下品御容赦)そこはもう、モジャ毛のおっさんもゼヒゼヒ仲間にーーー!!!そいでもってMilanChannelで動画アップしてくれなくちゃ意味ないんだぜー!!!
はっ(゚∀゚)
スミマセン、興奮しすぎました。
こちらこそありがとうございました!いきなりミランの応援をするようになっていろいろ心細かったのですが、おかげさまで力づけられましたし、楽しかったです(^▽^)来年もヨロシクお願いします!ボバンさんもよいお年を♪

投稿: コリアンダー | 2011/12/29 02:45

こんにちは。コメント遅くなりました。
>激動の2011年・・・そうでしたね・・・。今年、ボメがバイエルンの選手だったのは最初の24日間、その後はミランのボメをひたすら追って、ここまで来ているのだなぁ、と。
今バイエルンで、トニクロやアラバの活躍を見ていると「あぁボメ弟子頑張っているな~」と思ったりもします。ボメはバイエルンに、見えない形で今も(いい意味で)居るのかな、と思ったり・・・。私も、一連の出来事をプラスに捉えられるようになりました。記事どうもありがとうございます。

で・・・
こ、これってマルク少年ですか~lovely
これはステキなモノをsign01重ねて感謝ですnote
来年はいい年になってほしいですね~。では又ですsoccer

投稿: 梢 | 2011/12/29 17:06

> 梢さん
激動の2011年、応援お疲れ様でした!
EUROもありますし、来年もいろいろ動きがある1年になるかも知れませんが、気持ち的にはポジティブでいたいものですねhappy01
特にクロースはアグレッシブなところにボメを思い出させることがありますね。でもただのキレる暴れん坊とは違うもっと賢くならんとイカンよ、と、師匠の目線で(えらそう)見守っております。ボメがかわいがってきた成果が今後にも生かされていったら嬉しいですねconfident
マルク少年はモジャもエクボも今とかわらないですね~!!カワイイなーlovely
ミランは今日からドバイですね。ボメももちろんメンバーに入ってますし、シーズン後半戦に向けて英気を養ってトレーニングしてもらいましょう!
来年もヨロシクお願いします。

投稿: コリアンダー | 2011/12/29 21:20

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