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2011/03/02

「俺はよそ者じゃない」

余談。
ドルトムント戦の試合を見ながら、ようやく、入場を待つ選手たちの中に、ファンボメルの姿を探さなくなった自分に気付きました。
キャプテンによるコイントスを正視することができました。
ピッチを俯瞰した映像で、ボランチの位置にいるのがプラニッチやグスタヴォでも、違和感を感じなくなりました。
それでもまだまだ、「ん?」と、妙な感覚を覚えることは多々ありますし、何がきっかけで落ち込み直すかわかりませんので、油断は大敵ですが、ただ、こうやって、自分の中で、バイエルンとファンボメルの切り離し作業が着々と進んで行ってるのを感じています。

切り離して考える、と言っても、忘れたり、打ち消したりするためではなく、悲しい気持ちを乗り越えて、次なる栄光に向かう彼を応援するためのステップだと思っています。

ということで、Bildファンボメルインタビュー「バイエルンとの別れの後、俺はいっぱい泣いた」の続きです。
先にアプした前篇のしんみりした雰囲気とは変わって、ミランで頑張るんだぜ、という前向きなコメントです。
多言語を使いこなすファンボメルのインテリジェンスに、日本語しか話せないワタシは毎度メロメロlovelyなのですが、それゆえアタマの中がゴチャゴチャになってしまって、ワケのわかんないことを言って「あれ?sweat01」となってるところを想像するとモエますよ…。そしてそれをわかってあげてるミランのチームメイトのことも、ありがたいなぁ、どうかファンボメルをヨロシクね、とconfident

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(言うまでもありませんがてきとう想像作文です。自信ない箇所に穴が開いちゃってますが(^^ゞ、大意は崩れてないはず…たぶん…)

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Bild am Sonntag:再びリーグトップの(チームの)下でプレーすることはどう感じていますか?バイエルンでは、チームがトップにいたのはずいぶん前になりますが…

俺にとって移籍は正しかった。リーグトップにいるのがとても自然なことのように感じるんだ。だけど、ここでは俺は一位だから、というだけで移籍したわけじゃないよ。そうでなければ、たった今ほぼすべての選手たちがバイエルンを出て行かなくちゃならない。(次の文章うまく作れないので略)

33歳で、新しい土地の新しいクラブでやり直すのは難しいことですか?

ラッキーなことに、サッカーはオフィスワークのようなものじゃない。サッカーではすべてがリラックスしてるんだ。別世界だよ。裸みたいなものだ-毎日がシャワーの下にいるかのような。ロッカールームでは30人の男たちといっしょなんだよ。そこではオフィスよりはくつろいだ話し方になる。サッカーでは本当に早く溶け込むんだ。コンタクトはオープンだよ。もちろん、俺がいくつかの言語を話せるのは役に立っている。クラレンス・セードルフとはオランダ語で話している。アレクザンダー・メルケルとケヴィン=プリンス・ボアテンクとはドイツ語。ズラタン・イブラヒモヴィッチとは英語だ。ロビーニョとはスペイン語。それに俺はイタリア語も勉強しようとしているんだ。時々頭の中で全部がぐるぐるするよ。ピッチの上で俺はかなりたくさん話してる。時々、急ぐあまり単語を取り違えて、意味不明なことを言ってしまうんだ。だけど仲間たちは、俺が彼らを助けたいんだと気付いてくれる。俺は溶け込みたいと思っている。だから、俺は全然よそ者なんかじゃないんだよ。

あなたはかつて、このように言いました。「自分は、自身をクラブと100%一体化しようと常に試みている。前もって、クラブに関する情報を得るために本を読んできた」。ミランとの一体化はすでにどのくらいの大きさですか?

とても大きいよ。本当に。9歳の時、スペインでの休暇で、ACミランのユニフォームを買った。俺たちオランダの子供たちにとって最も大きなクラブだったんだ。フランク・ライカールト、ルート・フリット、マルコ・ファンバステンがプレーしていた。俺たちにとってACミランは、あなたたちにとってブレーメ、クリンスマン、マテウスなどがプレーしたインテルと同じくらい神聖なものだったんだ。

あなたのコメント「ブンデスリーガはイタリアのセリエAより優れている」によれば。今はACミランで、ちょっとしか努力しなくてもいいのでは?

それは当時の俺の感覚だよ。スナップショットだ(※)。ドイツでサッカーは大きく成長している。ただそれは、この5年間の評価だけを見たものだ。しかし。インテル・ミラノはチャンピオンズリーグを獲得したんだ。そのことだけなら、こう言わなくてはならないね:イタリアの方がいいフットボールをしている、と。イタリアのチームの方がタイトルを集めている。この統計はイタリアのために物語っているね。イタリアサッカーは今でも大きな影響力がある。それはとても素晴らしいものだ、俺がちょうど今ここで経験しているように。(次の文自信ないので略)。ちょっとだけ努力すればいいなんてことはない。
   

勝手注※自分のコメントを一瞬だけ切り取ったものでしょ、と言いたいのではないかと。

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最後の箇所は、まあ、そこはあんまり突っ込んでやっておくれでないよBildさん、と思いますよねぇ。
自分が所属しているチームの国のリーグは優れている、素晴らしい、と言うのは当然でしょう。どの選手もそう思ってプレーしているはず。ファンボメルのようなマジメな選手なら特に。

おまけ、というか訂正
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前篇のlogをアプするにあたって、ファンボメルの涙と言えば、と、思い立って、ワタシにとってはボメラーへの第一歩を踏み出すきっかけとなった運命のアノ試合を引っ張り出してみたら。あれあれ、長らくスコアを勘違いしておりました。てっきり4失点で負けたものと思い込んでましたよ。いーかげんだな。4失点でミランに負けたのはこの前の年でしたかね…

そして適当にタイムサーチしたら、ちょうどあのシーンがどんぴしゃりだったので、思わず
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いやはや。運命とはわからないものです。

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コメント

こんにちは。
昨日はパソコン開けなかったので、少し前の記事から読んでいます。
>Bildの記事ありがとうございます。見出しだけでじわっと来ました。バイエルンに関する記事については、私の中ではまだうまく整理出来ないのですが、やはりあの時のボメの胸中を思うと、締めつけられる様な気持ちになります・・・。
それにしても、ミランでもどんどんメンバーの中に馴染んでいっていますね。もちろん多言語を使える事もありますが、ボメ自身の気質・・・みたいなもの(うまく言えませんが)もあるのかなぁと思います。
>27節のボメ・・・そうそう、あの右サイドを上がっていくところ、カッコよかったですね。観ながら「こういうボメの動き見るのずいぶん久しぶりだな」と感じました。私の見ている携帯サイトでは、この試合のボメをかなり高く評価していましたよ。
>あのシーン・・・わはは~出ましたかsmile本当にわからないものですネ。では又です。

投稿: 梢 | 2011/03/02 14:48

> 梢さん
そうなのです。適当な数値を入れてタイムサーチをしたらまさにそのシーンが(T∀T)この二人の間に割って入ったのがブラッツォだったわけですが、次節はそのブラッツォが所属するユーヴェとの試合なんですよね…。ブラッツォは出場しなさそうですが、奇妙な感じです。トーニとの再会でもあるし。
ボメとバイエルンとの関係についてはまだまだ直視するのがつらい面もありますよね。泣いてたなんて(T-T)だけどこうしてボメ自身が語る言葉を知ることで、少しでも気持ちの整理を付けられる助けになればいいなと思います。
ボメが素早くミランになじむことができたのは、周りの協力と本人の努力、そして、おっしゃるようにボメの気さくな人柄もあるでしょうね。
いやあホント久しぶりでしたね☆バイエルンに移籍した最初の年は、あんな形の攻撃参加をよく見たような気がします。こんなカッコいい攻撃プレーまだまだできるんじゃないの、とドキドキしましたheart
kickerだったら絶対2とか付いたはず!いいプレーをしてチームも大一番を制して、最高の試合でしたね。
どうかこのコンディションを維持して、ミランの優勝に貢献して欲しいものです(^▽^)

投稿: コリアンダー | 2011/03/03 00:09

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