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2010/09/02

オランイェ・キャプテン、ファンボメル

100831_bommel カワエエ…heart04

W杯決勝の当日の試合前、オランダ代表公式サイトに掲載された記事の中で、ファンボメルはこんなことを言っていました。

「W杯の後の新しいキャプテンは、俺はやらないよ。2年間(代表から)離れていたからね。キャプテンマークについて問うことはしない。もっと(代表の)試合に出ている選手たちがいるよ。けれどそれはスタッフが決めることだ。俺のお義父さんが監督である事実とは関係ない」

当時はオランダ代表のキャプテンはご存知、ファンブロンクホルストだったのですが、ピッチ上で(もしかしたら外でも)、ゲームをさばきチームをまとめる、実質的なリーダーはファンボメルである、というのはオランダ代表ファンにとっては周知の事柄でした。

それは監督の親族だから、ではなく、ファンボメルが高い戦術理解力とそしてそれを実践する能力、そして根っからのリーダー体質の持ち主である、ということに依るものなのです。(信じてもらえそうもないなぁ…苦笑)

ドイツ誌のインタビュー等でも折に触れ「キャプテンであるかどうかにかかわらず、常にリーダー的な目線でチームを見ている」と語っています。
なのでファンブロンクホルストが引退した後はファンボメルがオランダ代表のキャプテンになるのは自然な流れであるように見えましたし、関係者や一般のファンからも支持は大きかったようです(多分)。

だけどそのことについて問われるとファンボメルは上のようなコメントで、代表のキャプテンになる可能性は否定してきたのでした。そもそも、任命されるなどとも思ってなかったでしょう。
関係ない、と言いつつもやはり監督が自分の義理の父親であるために、えこひいきだとか何だとか批判を浴びたり、いろいろと難しくなることを思ったのかも知れません。
あるいは、感情的な理由で2年もの間代表を離脱していた自分が、チームを代表する立場になることには道理が通らない、と思っていたのかも知れません。(ああ見えてマジメなのよ)

がっっ!

そんなファンボメルがオランダ代表のキャプテンに任命されたのです!

複数のオランダメディアにアプされていた、ファンボメルキャプテン指名のいきさつについてファンマルヴァイク監督のコメントを、勝手にアレンジしてわからんところはすっ飛ばして、いつものようにてけとーにまとめてみました

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「家族でやっていくことにしたのさ(笑)」←もちろん冗談です。
「テクニカルスタッフと短い話し合いをした。すぐに決まったよ。1分もかからなかった。我々は満場一致でファンボメルを選んだんだ」
「私にとっては必然的な選択だ。マルクはフィールド上のリーダーで、よく組織を保っているし、リーダー的気質も持っている。チームを率いるのに、年齢的にも立場的にもちょうどいい。それに彼には経験もある。PSVとバイエルン・ミュンヘンでキャプテンマークを巻いている」
「私がマルクにこのことを伝えたら、最初は驚いていたよ。だけどすぐに、名誉に思います、と言ったんだ」

(参照リンク:TelegraafVoetbalCentraalVoetbalPrimeur

いやはや。・・・嬉しいです。名誉以外の何物でもありません。
実際の実力はともかくとして(こらっ)、W杯のファイナリスト、FIFAランキング(一応)2位のオランダ、サッカー大国オランダのキャプテンにファンボメルが!
先に言ったようなリスクを知りながらあえて主将に指名してくれた監督やチームからの信頼を思うと、光栄に身が震えます。ワタシが。ぶるぶる。

ファンボメルがキャプテンを務めるオランダ代表が、ものすごく楽しみです。試合は全然見れないでしょうけど(くそっ)、今後は選手入場からコイントスの時間、格別の思いがこみ上げることでしょう。ドキドキ・・・。だからたまにはTVで放送してぇ~!スウェーデン戦とか!本大会まで待ち切れないーー

・・・・・・・。もちろん。期待の気持ちと同じくらい、心配や不安も沢山あります。
失敗したらどうしよう、万が一成績が悪くて監督が途中解任、なんてことになったら、ファンボメルとて無事では済まないかも知れない…とか。
うっかり予選敗退、なんて可能性だってあり得えない話じゃない、と思っています。そんなことになったら・・・・・・

それに。
このたび監督が語ったところによると、つまらないサッカーで(オランダ本国以外の)全世界から一気にファンを減らした、W杯での「現実路線」を続けることにしたらしいです。
それはもちろん、あの決勝でのケンカサッカーを続けるんだぜ、という意味ではありません。しかし、あの決勝で、デヨンクと並んでのケンカ番長・アンチフットボール(やな言葉だなぁ)の旗手として特に非難を浴びていたファンボメルをキャプテンに据えたことで、何というかその、イメージ的に、ダーティー路線も継続なわけね、と誤解されて、ますます批判されやすくなるのではないかと…。
 
でも!
御義父様、いや、監督がよく考えて決めたことなら!そしてファンボメルがそのチームの主将であるならば、信じた道を行くがよい!ワタシは応援するだけです。
成功だけを信じていますが、ダメダメな試合もあるかも知れません。そんな時も不安にオロオロと涙と冷汗を流しながら、健やかなる時も病める時も、僕らはいつでもいっしょさ、の気持ちで、あと2年、よりいっそうの想いを込めて見つめることができる幸せを感じています。
だからたまにはTV放送を(しつこいので略)

とうはいうものの、やっぱり笑顔だけを見ていたい。がむばれ、ファンボメル!がむばれ、オランイェ!チームの皆さん、ファンの皆さん、どうかどうか新しいキャプテンのことを、よろしくお願いします!

100706_8

(想いがあふれちゃってしょうがなく、文章書くのにひどく時間がかかってしまいました。どうにもとりとめなくて読みづらくて申し訳ありませぬ。ちなみにオランダでは、当然の結果だから大したエピソードでもないのか、キャプテンという地位にさほど重きを置いていないのか、マスコミの紹介記事などもわりとあっさりした感じです。)

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コメント

ボメ、遂にオランイェのキャプテンにまでなっちゃいましたね!
コリアンダーさんの想い、嬉しくて誇らしい気持ち、またその反面不安で心配でドキドキする気持ち、伝わりましたよ。

今は本当に色んな気持ちがぐるぐるしていると思いますが、キャプテンだからと言ってチームの全てを背負わなきゃならないわけではないのですから、落ち着いたら少し力を抜いて、バイエルンのキャプテンであり新しいオランイェのキャプテンであるボメを応援して下さい(^^)v

投稿: きゅん子 | 2010/09/03 22:39

> きゅん子さん
ありがとうございます!(T∀T)こんなシリメツレツな文章から感じ取ってくださって…じ~ん
ほんと、2年前は代表に復帰しただけで大事件だったのに、ついにキャプテンに…。ここまで来てしまいました。感無量です。びっくりうれし誇らし、そしてちょっと恐いですドキドキ。
お気づかいありがとございます。いや~まあ、そうなんですけど(^^ゞエヘ
バイエルンでも代表でも二重のプレッシャーを感じるわけですが、やきもきするのも素晴らしい名誉の代償だと思ってますので、胃薬でも飲んでがむばります。もっともボメ本人はプレッシャーは感じないで、楽しんでると思いますので、ワタシも楽しみたいです。でもやっぱ緊張するぅ~sweat01(心配性なので…)

投稿: コリアンダー | 2010/09/04 00:38

こんにちは。遅ればせながら参上致しましたnote
今週は外の仕事があって、なかなか詳しく蹴球ニュースがチェック出来ませんでした。「ボメがオランダ代表キャプテンに任命」のニュースも、木曜日の夕方、帰りの電車の中で携帯サイトのニュースでやっと知った次第です。ボメがオランダ代表のキャプテンマークを巻いている姿、今まであまり想像していなかったけれども、ドキドキしますね。今まで通り、ピッチの内外でリーダーシップを発揮してほしいです。
少し前の話で恐縮ですが、私が「休暇」だった間にコリアンダーさんが紹介してくれた「ナンバー」のW杯南ア大会総括本、私も読みました。オランダ代表の「7つの~」の記事の、最後のところが興味深かったです。こういう見方もあるのか、と。
コリアンダーさんと同じく「ボメ目線」ではありますが、私もオランダ代表を見て行きたいです。
メディアの「監督の義理の息子」の見出しは何とも・・。バイヤン公式の記事は独語の方にありましたね。「義理の息子」という独語を覚えましたflairところでオランダ語で「キャプテン」てどう発音するのでしょう?「フットボール」らしき綴りもわかるのですが・・・読めないです。日本語で表現するのがむずかしいのかも知れませんね。ボメ繋がりで、オランダ語にまで接する事になるとは・・・。スミマセン、又話が逸れました。では又soccer

投稿: 梢 | 2010/09/04 14:04

> 梢さん
お暑い中お仕事ご苦労様です!体調管理には気を付けてくださいね☆
ついにボメが代表のキャプテンになりました…。案の定本人は落ち着いているようで、ドキドキheartしているのはファンぐらいのものですが、やっぱりクラブのキャプテンを務めるのとはまた違う、格別なものがありますよ…。じ~ん。
Numberの記事は、オランダのポジティブな面に注目してくれて、批判や非難の記事に疲れた心にありがたく沁みましたね…。あんなオランダに希望を感じる人もいるのだし、あんな汚いサッカーをしたヤツらを好きになっちゃったアホもここにいるのだし(ワタシのこと)、何よりも700万ものオランダ国民が準優勝という結果にあんなに喜んでくれたんですよね。。。
現実路線継続を表明したことで、さっそく蔵畏怖さんがぶちぶちと文句を付け、御義父様と軽くバトってるようですが。「決勝でのデヨンクとファンボメルがぁ~」ってしつこいねん!ぷんすか
「義理の息子」まあしょうがないですね(^_^;)でもエコヒイキでキャプテンに選ばれたわけじゃないってことはボメのプレーを見てれば一目瞭然、みんながわかってくれてるでしょう。御義父様本人も冗談のネタにするぐらいだから、あまり気にしてないのかも?
ボメがキャプテンなら応援にも力が入っちゃいますよねー、共に応援がんばりましょう!
オランダ語はむずかしいですね。「キャプテン」は…。ワタシも読めません。あーんナントカ…?(逃)
ドイツ語と似ている言葉が多いので、ドイツ語がわかれば理解しやすいと思います。と、どっちもダメなワタシが言うので何の役にも立ちませんね(苦笑)。オランダ語の辞書を買おうと思ったりもしましたが、日本には1種類しかないようで、しかもバカ高いんですわトホホ…

投稿: コリアンダー | 2010/09/04 21:35

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