オランダ対ブラジル!
(注※オランダ寄りです)
ウルグアイ対ガーナがすっかり長丁場だったもんで、今日一日それでツブれてしまいました。なのであんまり詳しく書いてる時間がないのです(^^ゞ
今日もこの後決戦があるしね!2日連続でこんなに緊張する試合が続くと…(汗)
(※その後ドイツが無事に勝ったので落ち着いて、本文をマイナーチェンジしました)
喜びのあまりついびっくりマークを付けてしまいましたが
7月2日 2010W杯 準々決勝 オランダ 2-1 ブラジル
【注※後日、フェリペ・メロのゴールがスナイデルに変更になったので訂正しました】
交代:フンテラール(85ファンペルシー)
サブ:ボスフケル、フォルム、ブラーフハイト、ブーラルーズ、ファンデルファールト、アフェライ、スハールス、デセーウ、エリア、バベル
得点:ロビーニョ(10フェリペ・メロ)、フェリペ・メロスナイデル(53オウンゴール)、スナイデル(68カイト)
カード:■ フェリペ・メロ(73) ■ ハイティンハ、ファンデルヴィール、デヨンク、オーイェル、ミシェル・バストス
MoM:スナイデル(NED)
全然しこりとかなさそうでよかったね、と安堵していたら、筍母さんのblogで、ファンペルシーが肘だか腕だかを損傷したというニュースが・・・・・・・・(汗)
イヤーんロビンちゃん!(汗)アナタがいないと困りますぅ~!次も出られますように!ギプスかなんか巻いて!(←ナニゲに鬼)
さてさて
スナイデルぅ~~~!!!
1点目はビューティーFKがフェリペ・メロの頭をかすったのでオウンゴールということになりましたが、実質スナイデルの2ゴールってことでいんじゃね?
2点目はばっちり自分の頭で決めたもんね!スナイデルと言えばスーパーFKとかスーパーミドルかと思ってましたけど、ヘディングでも決められるのですね(^^)
それはそうと。
いや~~~~~~ははははは(汗)(^□^;)、今思い出しても冷汗が出ますわ。このヘタヘタへなちょこオランイェがなんで勝ち上がれたのか、W杯ってほんと不思議で、そして、素晴らしい。
前半の試合内容があまりにヒドくて、もう本当に本気で、心から敗退を覚悟しました。
「最後まであきらめちゃダメだ!」ってドイツ代表になら言うけど、オランダには通じるのかしら・・・。
本領発揮したブラジルにおされまくり負けまくり圧倒されまくり、ひとつのミスも許されない試合だというのにミスしまくり、集中してないわけではないのだけれどどうにもちぐはぐで、体と心が、選手と選手の間が、何もかもつながってないというかなんというか。
試合開始早々から、先制されるのは時間の問題だわい、と思ってたら案の定ロビーニョにさっくり決められました。
レギュラーCBのマタイセンが直前練習でどこかを痛めたらしく、急きょスタメンになったオーイェルでしたが、やはり急造だったためか、周りのDFたちとうまく連携が出来ていないようだ、という解説が多く聞かれました。
おかげでロビーニョがほぼフリーで、なんでロッベンがこんな位置まで下がってケアしとんねんザルども何やってる!ですが、そのロビーニョに向かってすぽこーん、と気持ちいいほどまっすぐにフェリペ・メロにスルーパスを打たせたファンボメルも、アンタはデクノボーかいなと、悲しくて悔しくてたまりませんでした。
(ただ、その後のオーイェルは、失敗を取り返そうという気持ちもあったでしょう。ベテランならではの経験を生かしたプレーでチームをピンチから守っていたように見えました。カカとのマッチアップは勝率高かったんではないのかい)
彼らは予選と、直前の強化試合で楽しく勝ちすぎた、と思いました。そしてグループリーグでも、貧しいパフォーマンスながらも勝ち進んでしまいました。
それが過信を生み、危機感をそぎ、格下相手へのリスペクトを欠き、謙虚に精進することを怠り、今日に至ったのであろう、と想像し、暗澹たる気分になりました。
しかーーし!
ハーフタイムに気を取り直し、できることを全てやろう、と言い合ったらしいオランダ代表。思い切って、より攻勢に出るようになります。
今大会ずっと、消極的(守備的)なさばきが多かったファンボメルも、攻撃的な方向へ指揮をふるい始めます。
あきらめずにこつこつとゴールを得ようとがむばる彼らの努力がついに報われ、スナイデル、じゃないわ、オウンゴールで同点に追いついた~~~!!
がぜん猛然元気いっぱい勇気凛凛、俺たちは誇り高きオランイェレーウヴェン(←読めないのでてけとー)、自信を取り戻したオランダ代表。
そして!スナイデルが勝ち越しゴールを決め、なんとなんと!逆転成功~!
信じられん!!(゚∀゚)
いっぽうブラジルはプランが崩れてしまって激しく動揺、動きに統率がなくなり、焦りといらだちの感情にとらわれたところで、フェリペ・メロがあの退場劇を演じてしまいます。
西村主審のジャッジは正当なものでしょう。
足を引っかけてロッベンを転ばしたまではまだ見逃せるとしても、その後故意にむぎゅっと踏みつけてますからね。言い逃れはできません。
(まあ、メロ本人は後から文句言ってるらしいけど(-_-;))
ファンボメルは今回は最初からアグレッシブモードにシフトしておりましたね。コンディションの悪い時によく見せるような、むやみにバタバタ暴れるのではなく、おそらくキレやすいブラジルの選手たちの特性を知ってのことでしょう、ネチっこくファウルを仕掛けたりして、メンタルから揺さぶりをかけておりましたよ。策士だな~むはは(`▽´)
「耳の穴くり抜いて奥歯ガタガタ言わしたろかコラァ!!!」「ふーん」
全力で戦う男は美しい
「まだかよ!もう試合終わりだろ!」まだあと22秒もありますよボンメルさん(左上参照)。
ブラジルが焦ったり苛立ったりする一方で逆に落ち着きを取り戻すオランダ。
それでもそこはくさってもセレソン、なりふりかまわずの猛攻に肝を冷やす場面も多々ありましたが、少なくともメンタル面では完全に優位に立ち、2-1のスコアを守り切って、みごと、優勝大本命のブラジルに大金星!!!(あえて金星、と言っておこう)
4強進出!
その瞬間、控えの選手たちもピッチに飛び出してきて歓喜の声を上げました。
皆が同じ目的に向かって戦ったこの試合で、彼らはやっとひとつのチームになった、と思いました。勘違いじゃないといいけどな・・・
アンタたちはドイツなのか?!と言いたくなるような、あきらめない、気持ちのこもったひたむきなサッカーでオランダが勝ちました。うれしいです。今大会のオランダ代表の試合で初めて、心が熱くなりました。
おめでとう!\(^∀^)/
でもこれで優勝したかのように喜んじゃったらダメなんだぜ!それじゃいつもとおんなじだ。アンタたちの目標はそこじゃないよね?
おまけ劇場・うっかり西村さん
カカがファウルを受けました「をいゴラ審判!ちゃんと見てんのかよ!」
「こっちこっち、はいイエローね」「んも~、びっくりしたぁ~~(汗)」
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やれやれ、そんなこんなで、まもなくドイツ対アルゼンチン戦であります。プレビューする時間がなくなっちゃったけど、おかげで緊張するヒマもなくて、精神的には助かったかも知れない。
シュバやラームがなんか言ってるのは、チンピラが捨てゼリフわめいてるみたいでみっともない、と個人的には思っています。無意味に挑発したって何にもならんだろうが。
まあ、勝てば官軍ということで許してやるから。口だけじゃなくてサッカーで自分たちの力を見せてくれい!ガクガク…(←チキン)
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コメント
オランダ&ドイツ勝ちあがりおめです~!
ロビンはその後大丈夫っぽいです。マタイセンも。
そしてあれはスネゴールになりましたね~!
そりゃそうよね、OG誰得って話でしたしー。
そして西村さんのうっかりは実は故意で
あのチラ見せレッドで両軍を凍りつかせ・・いやいや
落ち着かせたんだ!って説などいかが(笑)?
投稿: 筍母 | 2010/07/04 15:15
> 筍母さん
おめでとうございま~す!4強にドイツとオランダが残ってるなんて、うれしくてしょうがないです(^∀^)
ロビン&マタイセンだいじょぶでしたか。ほっ…安堵~。
まだまだロビンにはがっつり決めてもらわなくっちゃいけません☆
スナイデルのゴールが認められてよかったです!メロがコースを変えたのではなく、シュートが枠に飛んでいたのでOKということだったみたいですね。良かった良かった(^^)
はっ(゚∀゚)西村さんたら、そんな高度な技を!
この頃のブラジルはビリビリしててまったく余裕なかったですね。笑顔のデヨンク兄貴(&ニガワライのジオさん)と比べると、この時点で勝負は決まっていたようにも思えます。
投稿: コリアンダー | 2010/07/04 18:46
こんばんは。
と・・・。しかし、前半と後半でこうも違うのかと思いました。「ハーフタイムに・・・」という話は私も読みましたが、本当によく粘りましたよね。
連日睡眠応援になっていて、かなり出遅れてのコメントすみません(汗)。テレビのハイライトを見ましたが、いきなりブラジルの先制点のシーンで、あちゃ~
>アンタたちはドイツなのか・・・いやぁ実は私もそう感じていました。ほら、だって普段ドイツでプレーしている「全力で戦う男」がいますし・・・。
このコメント書いている(4日夜)時点でドイツの結果も知っております。
「4強」ですね。どちらも、これから又「全力で」いい試合してほしいです。では又伺います。
投稿: 梢@大幅出遅れ | 2010/07/04 21:34
> 梢さん
おはようございます。毎晩睡眠応援お疲れ様です(?)。
前半はもう、全試合を見たわけではありませんが、ファンマルヴァイク監督になって最悪だったんじゃないでしょうか。あんな自信なさげにオロオロしているオランダ代表は軽い衝撃でした。
しかしスナイデルのゴールで一気に自信を取り戻して勝っちゃうんだから、得点のもたらす力って凄いなと改めて感じ入った次第です。
前半ダメダメながらもガマンして、1失点に抑えたのも効きましたね。オランダが特に強さを発揮したというよりは相手が勝手に自滅した感じですが、苦労して苦労してあのブラジル勝ったことは彼らに何かを植え付けたはずです。
ドイツみたい←美しさを捨てて勝利のみを追求する実質的な試合運びを進めるファンマルヴァイクのオランダは一昔前のドイツを連想させるようですね。特にこの試合では、さいごまで全力で手を抜かずにあきらめなかった気持ちの面も加わって、ますますドイツっぽい雰囲気を感じてしまいました。でも勝った後に、優勝したように大喜びしている彼らを見て「あ、やっぱオランダだ」と苦笑したり(^_^;)
ボメはこの試合もずっと全力でしたよ。失点直後、自ら攻撃参加したシーンは「あきらめない」メッセージをチームに送ったんだと勝手に思っています。もうここまで来たら、ひたすらにがむしゃらに突っ走って決勝まで行かなければいけませんね。そしてドイツと・・・( ̄▽ ̄)
投稿: コリアンダー | 2010/07/05 01:18