アルゼンチン対ドイツ
お待たせしました。W杯が休みなので、ちょっとのんびりしちゃいましたよ。
「今さらかよ~、もう感動冷めちゃったんだぜ」とか言っちゃイヤン。思いがあふれすぎると手が止まってしまって、どこからどう書いたらいいのかわからんのですわ。(ブロガー失格(^^;))
では、いってみよー
7月3日 2010W杯 準々決勝 アルゼンチン 0-4 ドイツ
とってもステキなkickerの採点も合わせてどぞ
交代:ヤンゼン(72ボアテンク)、クロース(77ケディラ)、トゥロコフスキ(84ミュラー)
サブ:ブット、ヴィーゼ、バトシュトゥバー、アオゴ、タスキ、マリン、カカウ、キースリンク、ゴメス
得点:ミュラー(3シュヴァインシュタイガー)、クローゼ(67ポドルスキ)、フリードリッヒ(74シュヴァインシュタイガー)、クローゼ(88エズィル)
カード:■ オタメンディ、マスチェラーノ、ミュラー
ドイツ代表サポのみなさ~~ん、おめでとうございます!
やりましたね!!
いや~~~~~~ははははは、痛快爽快!!
ちょっともうどうですかなんですか、あのアルゼンチンを!あのメッシを!みごとに完封!だけじゃない、なんとなんと4得点もの大・快勝~!\(^∀^)/ベスト4進出!
何回見てもニヤけちゃう、ゴールシーンを中心にさっそく行きましょう
(盛り込みすぎちゃった。長いよ!)
1点目。
立ち上がりから感触のよかったドイツですが、こんな早い時間に先制するとは!わずか試合開始3分!
シュヴァインシュタイガーのビューティーFKに、我らの新星・ミュラーがナイッス抜け出しから、ヘッドで流し込んだーー!
ぱっと見で一瞬、シュヴァインシュタイガーのFKがそのまま入ったかのように見えたのですが、別角度で見たら確かにミュラーが後ろ向きに、側頭部で流し込んでおります。
アルゼンチンの守備もユルかったように見えなくもないですが、決めるべきチャンスを確実に決めたのは素晴らしいです!!\(^∀^)/
これでドイツは優勢に試合を進めるようになります。その方向に導いたという意味でも大きい先制点だったと思います。
2点目。
とはいうものの早すぎる時間帯での1-0では全く安心できず、危うい場面も多々あり、まだまだ緊張が抜けておりませんでしたが、後半67分、我らのミロ・クローゼが!(゚∀゚)
「ほい」
ケディラ→ミュラーへ、ミュラーは背中にぴったりマークされていたデミチェリスに倒される(or自分から体を預けて倒れこんだ)のですが、倒れながらもボールを前に出す!しかと受け取ったポドルスキ!ドリブルで運んで、GKが自分に向かって反応するのを冷静に見極めてから満を持して、ゴール前にいたクローゼへよろしくパス!クローゼは流し込むだけ!ポルディの判断OK!裏を取って抜け出したクローゼもOK、でもブルディッソのマークも甘(略)
このシーン、ポドルスキのアシストが素晴らしいと思ってましたけど、今見直したら、ミュラーの泥臭いパスの渡しも良かったですね(^^)若さ爆発!ラインがキレイにつながったのだと思います。
ドイツ優勢なだけに、この2得点でだいぶ気持ち的には余裕ができましたが、「2点差が一番恐い」というのはサッカー界の常識中の常識。何がどうなるかわからない、まだ気を抜いちゃいけないんだぜ・・・
3点目。
バスティア~~~~~~ん!!!!!\(≧▽≦)/
左サイドのエズィル→シュヴァインシュタイガーへ→
見た?
見た?
見た?(゚∀゚)
ゴールライン際に向かって、密集するアルゼンチンDFの間をかいくぐってクネクネと、なななつかし!そうよ!これぞアタシタチのバスティのシュバシュバドリブル~~~!(???)
そしてゴールライン際から折り返しのズーパーキラーパス!
ぶかっこうにひっくり返りながらも流し込んだのはなんとCBのフリードリッヒ!!!
キャ~~アルネ~~~~~~!!!
この日シュヴァインシュタイガーはMoMでした。詳しいデータは見てませんが、おそらくチームいち走ってハードワークしていたはずです。守備的中盤としてメッシ封じの中心となって大活躍しておりましたが、攻撃面でも輝いてましたね。
数多のドイツファンがそうであろうと思いますが、ワタシも惚れた、本来の持ち味である彼の攻撃力が冴えに冴えて、見てて楽しく、そしてそれが勝利という形になって、嬉しいったらなかったです。
いつかドイツの、そしてバイエルン・ミュンヘンを象徴する存在になって欲しいとずっと熱望しております。キミならできる。カーンもファンボメルもそれを望んでいるはず・・・
はっ(゚∀゚)
結局いつもの方面に話がそれて来ましたので閑話休題。
3点取って、もはや快勝ムードでしたが、最後まで気を抜かず、集中してクリーンシートを守り抜くドイツ代表。素晴らしい。みごとです。こういう時にスタミナあふれる若さが活きますよね。(おっさんフリードリッヒもがんばってましたけど(^^ゞ)
しかし!決めれる時は決めちゃいましょう!マラドーナに引導を渡すダメ押しの4点目!
みみみミロ――――――――!!!!!!
エズィルからのクロスをサクッと決めました。この頃にはアルゼンチンDFも戦意喪失気味ではありましたので、エズィルもクローゼもあまり苦労せずに決めることができた感じです。ただ、トシのせいかここのところ、終盤になるとスタミナが落ちて試合から消えることが多かったクローゼが、ここにきてもなおビシッと決めたことはかなり喜ばしいことです。まだまだ若いもんには負けん!ワシがドイツのエースじゃ!
みごとドッペル!これでW杯通算ゴールが14です!ついにドイツの大先輩、ゲルト・ミュラーの記録に並びました!
サルト出た!!着地が決まった!うわ~うれすぃ!(T∀T)
最近は封印気味だったサルトを思わずやってしまうところにクローゼの喜びが伝わりまして、感激しました。そして無事に着地できたことに「そうよまだアナタは年寄りなんかじゃないのよ…」と、この試合もっとも胸が熱くなった瞬間でもあります(←そこ?)。
というわけで、あのイングランドに続いてなんとアルゼンチンにも4得点という大勝をし、破壊的な攻撃力を世界に見せつけたドイツでありますが。
安定したセービングのノイアーの貢献も忘れちゃいけません。GKがしっかりしてるからこそ、フィールドプレーヤーも安心してプレーできるのであるからして。
まあ、ここまで、誰が誰が、と書いてきましたが、書きそびれた選手たちも、この試合は本当にひとり残らず、全員がハイパフォーマンスでした。
チームとしてまとまっており、意思疎通も連携も戦術理解もばっちりです。素晴らしくて美しいそして爽やかなサッカーをし、終わってみれば、大勝は当然の結果だったと言ってもよいのではないでしょうか。
文句付けようのない完勝だったと思います。
4年前のW杯も、大会が始まってからモリモリ成長して強くなって行ったドイツ代表ですが、今回はそれ以上かも知れません。
この後このW杯でどんな結果に終わったとしても、この試合はドイツ代表史上に残るでしょう・・・って、
やっぱイヤ~ん!次のスペインに勝ってこそ、優勝してこそ、この勝利が意味を持つのであります!
ドイツ躍進の象徴でもあるミュラーが出停なのはあまりに痛い。でも沢山の試練を乗り越えて強くなってここまで上り詰めたキミたちだ、こんなのなんてことないはず!
EURO08決勝でスペインに完敗してから、いつか雪辱を、と強く願っていました。
敗戦後のインタビューに答えるシュヴァインシュタイガーの後ろを、ポロネーゼを歌い踊りながら無神経に通過した彼らに与えられた屈辱は忘れがたい。
その頃とメンバーがあまり変わらない彼らと再戦する機会が出来たのはまたとないチャンスであります。
もっとも、私怨にとらわれ過ぎてもいけません。あれは負けるべくして負けたのだと、冷めた目線では思います。決勝まで行ったものの、もはやぎりぎりでしたし、チームの出来自体はあまり良くありませんでした。
ここは落ち着いて、モチベーションだけ上げて、しっかり準備すれば、あの頃とは違う、今のドイツなら勝てる!彼らの攻撃力を抑えるヒントはパラグアイが示してくれた!はず…。
あとは、なんか調子悪そうだしぃ~なんつって、トーレスのことを甘く見ない方がよろしかろう。なにせ2年前はそのトーレスのゴールにやられちゃったんだからね…
でも。今のキミたちなら信じられるよ!!ワタシたちの誇りだ!
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コメント
わ~、ありがとうございます&おめでとうございます!
あううう、シュヴァもミロもノイアーも、ホントに良かったですね。ミュラーの粘りもあり、ポルディの縁の下的な働きもあり、全員が自分の仕事をしていて、素晴らしいチームでした。
最後のおっさん(え?)アルネ君の写真、チェックし損ねてたので嬉しいです。ありがとうございます(^^) 今回、試合前の舌戦が過熱する中で、マラドンとアルヘンへの敬意を表しつつ、でも勝利への意欲を表していたアルネに惚れ直しました。中身も外見もイイ男♪ 次はビジャ&トーレスですが、しっかり押さえて勝ちたいですね。新しい力も加わったこのチームで、EURO2008の雪辱を期待です!
投稿: 常盤 | 2010/07/05 20:55
改めて、ドイツおめでとう♪
アルネかっこよすぎますよね。恥ずかしながら今大会になってからまともに彼を見たんですが、イケメンなのはもちろん、PA内の的確な判断とオーバーラップの報われなさっぷりが…いい!(笑)挑発合戦の中の「マラドーナ大好き!最高!」発言もうけましたw
ラームといちゃこいてる写真や動画見つけるたびにニヤニヤしてしまいます(腐ではありません 笑)
ミュラーくんも試合が終われば20歳らしさが戻って可愛いらしいし、シュバイニーとポルディの悪ガキコンビも…ていうか選手みんな大好きです!w
次はEUROの雪辱ですね!あの翌日、大学のドイツ語の先生がショボーンしていました…。もちろん私も><;
今度こそ、必ず勝ってほしい!
そしてトーレスにはノーゴール師匠のまま帰っていただきたいと思います☆
投稿: | 2010/07/05 22:49
すみません、上のコメントは私です;
投稿: こょり | 2010/07/05 22:50
> 常盤さん
とほっこりしたものです。まさにおっしゃる通り!中身も外見もイイ男ですね!
おめでとうございまーす&ありがとうございます!いやもう本当に、一人一人が自分の役割をきちっと果たして、そして、チームとして一丸となった上での勝利でしたね。いい試合でした・・・
いやっははは、数少ないover30選手なので「おっさん」と書いてみましたが、全然合いませんよね(^□^;)
最後の写真はたまたま見つけて拾ったものでした。誰だかよくわかりませんがユニ交換もしたみたいですし、礼儀正しくて偉いなあ
と、すっかりアルネ談義に花が咲いてしまいますね~男前の話は楽しいです
ビジャ&トーレスに加えてイニエスタ&シャヴィですよ!油断できない相手が沢山です。どーーします?((゚゚дд゚゚;; ))いやいや、でもエズィルとかノイアーとか、そんなしがらみのない選手もいますし、そこのところうまく融合してくれるのを期待したいですね!
> こょりさん
おめでとうございます♪
アルネも、大会に入ってから急上昇したひとりかも知れませんね。それまでは呼ばれたり呼ばれなかったり、招集ラインきわきわだったような。
ラームやメルテとのラブラブショットはモエ、じゃなくて、見目麗しくて目の保養になりますね。ほっこり。
そーなんです、みんなカワイイですよね。アクの強そうな兄貴たちも好みですが、今のかわゆいドイツ代表もスキです。
大学の先生をションボリさせてしまったあのEURO決勝のお返しはモチベーション上がりますね!絶対勝つぞ!楽しみなような恐いような…(汗)
投稿: コリアンダー | 2010/07/06 00:52
ドイツ強かったっすねー。ボールの動かし方がおしゃれで、縦パスもビシバシ入る攻撃的な姿勢は素晴らしいです。ただ、後半開始から2点目が入るまではかなりぼんやりしていてミスも多かったような気がします。あの時間帯に追いつかれていたらどうなっていたか・・・。あえて厳しい見方。
スペインはユーロの時がピークであそこからレベルが上がってるようには見えない一方、ドイツは世代交代も進んでまだまだ上り調子だと思います。2年前と比べたら確実に差は詰まってると思いますよ。ミュラーの不在がどのような影響を与えるか、中だるみの時間帯をいかになくすか、しのぐかがポイントだと思います。
投稿: yamamo8 | 2010/07/06 00:54
> yamamo8さん
)。
ファンであるワタシでさえ目を疑うような強さを見せたドイツ代表であります。ドイツサポでない人にも自慢できるような、気持ちいいサッカーしますよね♪
おっしゃるように、サクサクと先制した後はアルゼンチンの猛攻にあわてふためきがちで(弱点である左サイドを突かれまくってました)、前への押し上げも弱く、さらに後半~2点目が入るまではご指摘の通り、集中力を欠いて動きも重たげでした(と、改めて自分の試合メモを見直してカンニング
しかし2得点した後に気を抜いてあっさりと立て続けに(実質→)2失点したあのイングランド戦に比べると、持ちこたえられるようになった分だけ成長したのだと勝手に思っちょります。
と。書いていて今ふと思ったのですが、先に向こうに先制された場合の立て直し方もちゃんと考えておかないといけませんよね(゚□゚;)楽しい勝利に浮かれて気を抜いてました、いかんいかん。スペインがいきなり覚醒しないとも限りませんし。ミュラーの抜けた穴の埋め方やまったりタイムの過ごし方もそうですし、ナニゲに課題はいっぱいありますね。
わあ~、が、がんばるぞ、絶対に勝ちたいんだもんねぶるぶる。(やるのはワタシではないのですが…苦笑)
投稿: コリアンダー | 2010/07/06 12:42