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2010/04/05

29節:シャルケ対バイエルン

欧州サッカーファンの皆さまは明日からのCLに向けて鋭意気持ち切り替え中でしょうが、今いちどお付き合いください。
そのCLですが、バイエルン戦で気持ちが高揚しすぎて、1st legのほかの試合は結局アーセナル対バルサ戦をながら見しただけという不謹慎なことに(汗)(セスク…(ノ_-。)でもズラタンのゴールは良かった)おフランス対決は前半だけ、しかも酔っ払っていたのでほとんどアタマに残っておらず、ただ、大変盛り上がっていたらしいことと、遠藤さんのフランス愛あふれる解説がほほ笑ましかったのをボンヤリ覚えています。ダメダメだぁ。

さて、気合の頂上決戦です。

4月3日 ブンデスリーガ 第29節 シャルケ04 1-2 バイエルン・ミュンヘン

kickerが間に合いませんので、Bildの採点を合わせてどぞ
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交代:デミケリス(3)(22ファンブイテン)、プラニッチ(3)(68リベリー)、ゴメス(3)(70オリッチ)
サブ:レンジング、ゲルリッツ、ティモシュク、クローゼ

得点:リベリー(25)、ミュラー(26)、クラーニィ(31)
カード: ラフィーニャクラーニィデミケリスブット  アルティントップ(41)、ボルドン(90+4)

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いやっほーい!勝った勝った勝ちました!!直接対決を制し、首位を取り返しましたよ!!(^▽^)

なんとかぎりぎり勝ったんじゃないよ!勝ったからいいけど?な試合でもないよ!
勝つために、ちゃんとしたゲームをして、気持ちのこもったプレーで、正当な勝利を得たのです!
「われわれは今、然るべきして首位にいる。」というファンボメルの強気コメントも(ちょっと苦笑いしつつも)素直に受け取れますよ。

格下(ゴメン)相手に気を抜いたへっぽこ試合で負けくさって心配かけさせておいて、マンUやシャルケといった強豪との大一番で本気を出すのは、近年のバイエルンの悪いくせなのかも知れませんが、ここ数週間はその悪いくせが極端すぎる気も(苦笑)。ま、過ぎたことは、いいでしょう。
終わり良ければすべてよし、で水に流してやるから、シーズンの最後を素晴らしい結果で締めくくれるように、、今後は最大限の努力をしてくれたまえ。

少しずつ時間をかけてダラダラと書き加えていたら、えらく長くなりました。まあ、ウダウダ語りたいぐらいいい勝利だったということで、ひとつヨロシク(^^ゞ

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試合前から出場が危ぶまれていたロッベンはベンチにも入らなかったようです。そしてデミケリスですが、公式によればインフルエンザと…(汗)

さてさて、予想通り、シャルケは守備を固めてきてますよー。
しかし隙アラバ鋭いカウンターアタックを仕掛けてくるのだからまったく油断できません。
本日の左サイドはコンテントだったのですが、どうゆうわけか今回のシャルケは、直近のバイエルンの対戦相手がそうしてきたような、左サイド徹底攻撃(若者いぢめ、とも言う)を仕掛けてくることはありませんでした。シュヴァインシュタイガーがコースをうまく消していたのかな?
その代わり、やけに右サイドを切り裂かれることが多く、ハタと気付いたらファルファンが来たぁ~!(汗)ファンブイテンなどが懸命の対応をするのですが、こうゆう時にハミトラームはどこに行っていたのか~!?

そんなファンブイテンですが、ご存知、体を張った守備の代償で膝を痛めてしまい、退場を余儀なくされます(泣)
マスクマン・デミケリスが代わりに入りますが、体調面の不具合を感じさせない安定したプレーでした。

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ARDのサイトに出ていたバナー画像。笑顔がステキなので思わず。
目の周りの傷痕が生々しいですが、心配していたよりも表情がいびつな感じになってないことにホッとします・・・

しかし、バイエルンの守備は最初から最後まで、あの失点以外は、集中しててとても良かったです。危ないシーンも多多あったので、安心して見ていられるレベルと言うほどではありませんでしたが、「俺たちは負けたくないんだぜ!sweat01」「地獄のように気をつけるんだぜ!sweat01」という、どこか不器用ながらも、チーム一丸となっての必死の覚悟を感じました。

攻撃はというと、シャルケの堅守を前にやはりどこか攻めあぐんでいる印象で、ポカールの時のように苦労しそうな予感……。
困ったな、と思っていると唐突にぃ~~?!

リベリがゴ―――――ッル!!(゚∀゚)

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ハミトのCK→バトシュトゥバーからキレイクロス→シュヴァインシュタイガーが落として→守備のすき間を突いた強力シュート!

思ったより早くバイエルンに先制点!
1点を取るのが難しそうなこの試合で、前半のうちにゴールが取れたのはかなりイイ感じ!
リベリは「ぐわっしゃぁ~~!見たかゴラぁ~~!」と熱く熱くこぶしを振り上げ、何やら上の方に向かって「どうじゃー!」とばかりに、胸のエンブレムをドン、と叩いて見せます。
次の瞬間カメラは客席のウリの姿を抜く。リベリのパフォーマンスは首脳陣に向けたアピールだったのでしょうか?
意図はなんだろな?バイエルンに忠誠を誓ったのか、少なくともこの試合は「俺は手を抜いたりしないんだぜー!」と言いたかったのか「優勝するのは俺らだもんね!」と言いたかったのか。しかしリベリが特にバイヤンスキheartとは思えないので、これで残留してくれるんじゃないかとか深読みをしてはいけないのであります。

まいいや、この際どーでもいいことよ。
大事なのは、チームに対して、勝利への大いなる勇気と自信を後押しした、価値あるゴールをリベリが決めた、ということです。

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その後リベリはニッコリしてベンチ方面に行っていたので、ファンブイテンのところだと思っていたら、クローゼだったらしい。
「(俺ってダニエルの代わりなんだろな…まーいっか)」(うそ)

いや~良かった、と余韻にひたる間もなく1分後~~!?

ミュラーもゴ―――――ッル!!(゚∀゚)

100403_mueller2 「はわぁ~」

ハミトラフィーニャ(?)をどついてボールをかっさらい、ドリブルで切れ込んでからオリッチへ!(オフサイドとか言ってはいけません(^_^;))オリッチ、みごとGKノイアーを釣り出してから反対側にいたミュラーにパスを送る!ミュラー、ちょっとよろめきながらもしっかり押し込んだ!!

よっしゃっ!!一気に2点も!!これはデカい!!

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ハミトの熱さとオリッチの上手さが見事につながった!表情の違いがオモシロすぎ…

それまできっちり守っていたシャルケ守備陣だったのに、この2得点の間だけは急に何か、エアポケットに落ちたようでした。
一瞬の隙を突いた少ないチャンスを、バイエルンが見事にモノにしたのであります。

らっ

ウチの守備までエアポケットに落ちなくてもいいんじゃー!(怒)
いや、正直、ウチはシャルケと違って全然堅守とかじゃありませんでしたが、それでも、気合と根性と集中力でなんとかつないでいたものを。
今に始まったことではありませんが、バイエルンはほんとーに、セットプレーの時とか、相手選手がノリノリで切れ込んできた時とか華麗にパスを回された時とか、水際でのゴール前の守備がヘッタクソなんだから全く!オフェンシブサッカーの宿命なんですかね。わかんないけど。

なんでフリーのクラーニィにキレイにヘディング決めさすんじゃこのニワトリども!(怒)
たいしてむずかしい状況でもないのに、全員またもボールウォッチャーになってしまってなすがまま。あ~お粗末。

しかし試合的にはすっかり面白くなってしまい、お互いあと1点をめぐって、パスとクロスとどつき合いが激しく飛び交う、次の瞬間には何が起こるかわからない、スリリングで緊張感あふれる、目の離せない展開になりました。
(余談ですが、ビールを飲みながら見ていたので試合中何度もトイレに立つハメになり、そのたびに「トイレ行ってる間にゴールが決まりませんよーに!」とつぶやいておりました(本当))

ららっっ

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ハミトアンタっっ!
イエロー2枚で退場~~~!!!(汗)

2枚目はファウルでしたが、1枚目のは副審をどついた為でしたので、ムダにカードを集めてしまった感は否めません。。。嗚呼、なんてこった。
ミュラーのゴールの起点となったプレーはとても素晴らしかったものだけに、残念むねん。この大事な一戦に賭ける情熱が仇となってしまいました。本人も、ロッベンが欠場したために巡ってきたこのチャンスを最大限に生かしたかっただろうに、さぞ無念であったろう。トホホ。

参ったなー(>_<)と思いつつも、これでバイエルンもなお一層集中して、守備意識をしっかりと、コンパクトで引き締まったサッカーをするようになるだろう、逆にいいかも知れない、と思いました。
それに、そうゆうピンチに陥った側の方が精神的にも結束が強まって勝利する、というパターンはけっこう多いのです。
とはいえ、ハミトの退場が、バイエルンがリードしている状態だったのはさいわいでした。
追う立場だったらかなり苦しんだことでしょうし。

と。すかさずシャルケ・マガト監督が動きます。まだ前半だというのに選手交代。バウムヨハン投入。攻撃を厚くして追加点を取ろうという狙い(たぶん…)。
フッ…さすが抜け目ない…。そうはさせないんだもんね。武者震いがするぜ…

だーかーらーーー!!!

もう前に行かなくていいちゅうねん~!下がれ下がれ!ガッツリ守るんだよ!
バイエルンは監督から指示が出なかったのでしょうか、うまく切り替えられずに、ハミトがいなくなる前のサッカーを続けようとしているように見えました。
「無理して前に出るなー!どーせ取られてカウンター食らうだけなんだからー!ほらそこー!ヒィー」とヤジを飛ばしまくりましたが、どうにかこうにかしのいで、前半終了…。はふ~、ガクガク・・・(゚д゚;)

ハーフタイムにファンハールがマガトに対抗して、妙な奇策を講じたヘンテコ采配したりしないだろーな、と若干心配になりましたが(シュツットガルト戦以降監督への信頼度大幅急降下中)、そこは至極まっとうな指示を出したようです。
後半以降のバイエルンは、自陣引きこもりドン引き大作戦決行!
1点リードを徹底して守りぬくことにしたようです。
それでよろしい!
さあさあみんな下がって下がって、オリッチからリベリから、四の五の言わずに全員で守り抜くんだもんね!

はたして、今シーズン初めて見るかも知れない、コンパクトみちみち超守備的サッカーを展開したバイエルンであります。
やればできんじゃん!と感心するいっぽうで、ボールは完全にアチラにオマカセしているのでまったく気は抜けず、「ヒィ~」「わぁ~」と悲鳴上げまくり、5分おきに「あと30分もある!」「あと20分!」「ここまできたあと10分!」と、カウントダウンばかりしてました。もー試合が長いこと長いこと。
中断もほとんどなかったのに何故か4分ものロスタイム表示には「4分もいら~~ん!」と絶叫。

こうゆう超守備的サッカーにおいて、磐石とはいいがたい我がバイエルン守備陣ではありますが、シャルケの攻撃がいま少し精度を欠いていた為助かったのと、あとは、Wボランチの二人の奮闘が利いていました。

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シュヴァインシュタイガーは体を張って、つぶし屋ふさぎ屋として大奮闘!守備的中盤としての仕事を精力的にこなしてしておりました。新・アグレッシブリーダー誕生近し!?

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いっぽうの真・アグレッシブリーダーも本領発揮!どつきどつかれ、だけでなく、タフにハードに、敵のコースをふさいでパスを奪って味方のフォローもしてモリモリ走って指示もガンガン飛ばして、絶対にこれ以上失点してはなるまいと、まさに地獄のように集中して守備の鬼と化しておりました。
せっかくのFKのチャンスに、爆裂ミドルをドカンとぶち込まず、ショートパスでつないで無理をしなかったのはワタシ的にはちょっと物足りなかったけど(^_^;) まあ、それも徹底した守備作戦ってことだったのでしょう。

余談:それにしても、試合前にシャルケの守備的サッカーについて「彼らはプレーできないんだぜ~」と言っておいて、いざとなるとイケシャーシャーと、自分がそのお株を奪ってガチガチ守備的サッカーをするんだから面白いです。そうゆうところけっこうスキよ。(・∀・)ニヤニヤ
もしファンボメルが将来監督になった暁には、マガトといいライバルになって欲しいな~、と思います。ファンバステンじゃなくて。そのためにはいっぱい勉強して経験積んで、成功しなくちゃいけませんけど。楽しみにしてるのでゼヒ実現させてくれい。

閑話休題。

マガトが見慣れない、新人くん?いや、単にワタシの知識不足でもう何試合か出場済だったようですが、半年間のレンタルか何かでやってきたらしい中国代表ハオ・ジュンミンを入れた時は、前期の試合で、ブンデスデビューだったマティップにまんまとゴールを決められたのを思い出し、「フフフ、また来やがったな…」と本日2回目の武者震い。

しかし!
Wボンラチだけじゃなく、本当に、バイエルンの全員が集中して、俺たちは絶対に勝つ!勝てる!やる!という強い気持ちと勝利への執念と王者の意地をビシビシ放射しつつ、イヤがらずに一所懸命守備に奮闘していた姿が心に響きました。
今度こその優勝を、命を賭けて熱望しているシャルカーの皆様には心底申し訳ないのですが、ウチだって優勝したいのです!何回も優勝してるから別にいーじゃん、というわけにはいかないのです。戦うからには頂点を目指す!それがお互いの約束なのだ!

そして。
終わったぁああ~~~~~~!!うーあーーーーーヽ(´Д`;)ノ ←ホッとしている
バイエルン、みごと!前半の1点差を守り切り、勝利!首位奪還成功!!!

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ハミトもいっしょに。良かった…(ノ∀-。)(ダニエルは?)

そして、同時刻に行われていたフランクフルト対レヴァークーゼンは、逆転に次ぐ逆転のゲームで、なんとフランクフルトがバイエルンのみならず、このレヴァークーゼンも破るという金星を上げたため、バイエルンとレヴァークーゼンとの差が6ゲームに広がりました。
次節の対戦に向けてちょっと気が楽になりました……が、こうゆう時すぐ気抜くんだよなぁ~(汗)
まーだシャルケとはたった1ポイントしか上に行ってないんだから、そこんところゆめゆめお忘れなきようよろしく。リーガはあと5試合。

試合後のマガト監督のコメント
「首位であること、マイスターについて話すことなどのプレッシャーはわれわれにはもうない。というのは、このようなゲームの後に誰もマイスターについて話す選手はいないからね。」(バイエルン公式より)
・・・・・・・・・・。このタヌキオヤジ~(^△^;)

おまけ
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「ド~♪」「レ~♪」「ミ~♪」「ファ~♪」

さらにおまけ
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コイントスの背後でキャッチボールをするブットとノイアー。仲良し?

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コメント

こんばんは、今月から同じ県内の職場で働いています。
体に気を付け、そして人間関係を大事にしながらやっていきたいです。

ルール地方の青VS南独の赤は、後者に女神がキスしたようですね(トリノ五輪女子フィギュア実況風)。
ブットとノイアーという、新旧ドイツ代表守護神対決もすごいですね。生で見てみたいeye

そして今夜はバイエルンの歓喜が見られることを期待します(寝床の中でcoldsweats01

投稿: おこじ | 2010/04/07 23:16

> おこじさん
新社会人、おめでとうございます!まだまだ緊張の日々ですね。少しずつ慣れていってくださいね~。でも初心忘れるべからず、ですよ(←偉そうに)。
わー、オシャレ~☆サッカーの女神様は、どうか今夜の赤赤対決も、ドイツの赤にキッスしてくれますよーに。
ブットとノイアーは二人とも譲らず安定した仕事をしておりましたが、ファインセーブという意味ではノイアーの方があったかな?(オボロ)
応援ありがとうございます!ワタシもたぶん寝床の中で応援することになりそうです…。コワいよ~。ドキドキ…

投稿: コリアンダー | 2010/04/08 00:43

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