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2009/09/20

喪章と黙祷のわけ

試合レビューのその前に。

試合前に公式サイト等に「先週起きたS-Bahn殺人事件の被害者に対して、バイエルンとニュルンベルク双方の選手たちは喪章を付け、試合前にスタジアムで黙祷を捧げることにしました」というお知らせは見ていたので、何があったのかな~と漠然と思っていたのですが、どうやらこうゆう訳だったみたいです。

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試合前の黙祷の際に行われたウリのスピーチ(Bildより)
「ちょうど一週間前、私たちはドルトムントにいました。その試合の最中、ここミュンヘンでは、想像も付かないような出来事が起きていたのです。恐喝にあっている子供たちを助けようとした一人の男性が、残忍な暴漢たちによって命を奪われました。私たちはいつでもこのような状況に遭遇しうるのですが、もしDominik Brunnerのような人物が助けてくれたなら、それは幸運なのです。それゆえに、彼はZivilcourage(市民としての勇気)と隣人愛を実践した、私たちの模範なのです」(かんたん要約意訳)

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日本のニュースサイトには殆ど出てないのですが、こちらに軽く紹介されていましたので一部引用します。

17歳と18歳の少年2人が、地方の鉄道駅で50歳のビジネスマンを撲殺した。この2人が列車内の若いグループから金を奪おうと脅していたところ、その行為を止めようとし介入したのがこのビジネスマンである被害者だった。被害者は携帯電話で警察に通報し、少年2人を連れて行って保護して欲しいと伝えた。被害者と少年2人はSolln駅で下車し、少年は被害者の後をつけて行き殴る蹴るの暴行を加えたという。被害者のビジネスマン男性は、救急車で病院へ搬送されたが死亡。また、この少年2人は前科持ちだった。

このような事件があったことをまったく知らなかったのですが、調べてみたら、ドイツ、特に南部地方のメディアには後日談的なニュースが沢山出てますね。
関係者の実名とか、Brunnerさんが殺される時の一部始終のリアルな証言とか、恐喝された少女はトラウマに悩まされているとか、あまり読んでると恐ろしいのとやるせないので泣けてしまい、いろいろ深刻に考え込んでしまいます。。。
誰もが出来るわけではない正義感と勇気ある行動の末に犠牲になったBrunnerさんを偲び、せめてもの冥福を祈ります。

090919_schweini

見知らぬ故人を思い涙を流す泣き虫シュヴァインシュタイガーは、感受性豊かな心優しい子なのである。

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